2011年5月1日日曜日

プリンセス トヨトミ

いいコンビだよな。明るい映画だ。楽しいのが一番だ。


5月28日に公開される映画『プリンセス トヨトミ』に、玉木宏がカメオ出演していることがわかった。本作は、万城目学の同名小説の映画化作品。今回の出演は、2008年に放送された万城目原作のテレビドラマ「鹿男あをによし」で主役を務めた縁のある玉木が、両作品に携わった鈴木雅之監督やスタッフのラブコールに、応えた形だ。


 玉木が『プリンセス トヨトミ』でふんしたのは、大阪城公園でたこ焼きを売る“あんちゃん”。本作には、「鹿男あをによし」で玉木と絶妙な掛け合いを披露していた綾瀬はるかが出演しており、玉木と綾瀬の2ショットが再び実現した。カメオ出演だけあって、玉木の出演シーンはそれほど多くはないのだが、映画の中でかなりの大食いぶりを見せる綾瀬演じる鳥居忠子と、これまでにないラフな出で立ちで、たこ焼き屋のあんちゃんにふんする玉木の掛け合いに、「鹿男あをによし」を観ていたファンは思わず引き寄せられてしまうことだろう。

 『プリンセス トヨトミ』では、“鬼の松平”と恐れられている堤真一演じる松平元と、綾瀬はるか演じる少々頼りないが、時にミラクルを起こし、“ミラクル鳥居”と呼ばれている鳥居忠子、日仏のハーフでクールなイケメン旭ゲーンズブール(岡田将生)という会計検査院調査官の3人の大阪での会計検査が、大阪中を巻き込む大騒動を引き起こしていく。「鹿男あをによし」は、玉木と綾瀬のコンビネーションが魅力だったが、『プリンセス トヨトミ』でも、堤、綾瀬、岡田、3人のコンビネーションが魅力。そんな3人の掛け合いを後ろから見守る玉木の視線に、観客たちは作品の枠を超えた万城目ワールドに浸ることができるはずだ

映画『プリンセス トヨトミ』は5月28日全国公開