2011年12月21日水曜日

報知映画賞・主演女優賞

いい映画かドラマが見たいな。

「第36回報知映画賞」の表彰式が12月21日、都内のホテルで開催され、主演男優賞を受賞した堺雅人、主演女優賞を受賞した永作博美ら受賞者が勢ぞろいした。「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」「八日目の蝉」で初の主演女優賞を受賞した永作は、「八日目の蝉」で共演した子役・渡邉このみちゃんを前に「この子がかわいい分、罪悪感もあって、本当に押しつぶされそうだった。いまだに思い出すと泣いてしまう」と感極まり、大粒の涙を流していた。


 「八日目の蝉」は作品賞・邦画部門も受賞し、「震災後の公開で、心配したが多くの人に愛していただき、喜んでいる。震災で大切な方が犠牲になった東北の方から『私も自分の八日目の蝉を生きていきたい』というお言葉をいただき、感激した」(成島出監督)。原作者の角田光代も駆けつけ「自分が小説を書いたことも忘れて、泣けて大変でした」と受賞を祝福した。

 今年1月に公開され、異例のロングランヒットを記録した「冷たい熱帯魚」は、俳優のでんでんが助演男優賞、園子温監督が監督賞を受賞し2冠を達成。でんでんは「よう、みんな元気かい。どうだい、かっこいいだろう」と演じた殺人鬼“村田”節をさく裂。すぐさま「こんな私を選んでくださって、審査員の皆さまもさぞ勇気が必要だったことでしょう。苦節30数年。還暦過ぎて、名誉ある賞をいただき、ありがとうございます」と恐縮しながら、喜び爆発。今年、大活躍だった園監督も「“こんな”映画に、こんな素晴らしい賞をいただき、まったく驚いております。映画を代表していただいたものを実感しています」と挨拶した。

 宮本信子が「阪急電車 片道15分の奇跡」で助演女優賞を受賞し、「やりきれない思いや、立ち止まった空ろな時間を包み込んでくれる映画」。共演した中谷美紀は「あこがれの存在で、そばにいるだけに私を役柄に導いてくださった。とても懐の大きな方」と最敬礼だ。

 現在99歳で国内最高齢の現役映画監督である新藤兼人が、“最後の作品”と公言する「一枚のハガキ」で特別賞を受賞。出演した女優の大竹しのぶから「100歳の記念作を撮ってほしい」と懇願されると、「運動して、足を丈夫にして、できればもう1本撮れれば」と引退撤回を示唆。「何もかもない貧乏なプロダクションで、金がないのが問題。何とか皆さんにおすがりしたいが、なかなか難しそう」と語った。遺作となった「大鹿村騒動記」の公開を見届けるように、今年7月この世を去った原田芳雄さんも特別賞を受賞。表彰式には“盟友” 石橋蓮司が駆けつけ「体調がすぐれないなか、きついスケジュールだったが、不調を微塵も感じさせず、常に明るくアイデアを出していた。今もすごみを感じる」と述懐していた。

 がん宣告を受けた実父を追いかけるドキュメンタリー「エンディングノート」の砂田麻美監督が新人賞を受賞。「これからも頑張れと叱咤激励をいただいた思い。この賞に恥じないよう、いつかここにいる俳優の皆様に出演していただけるような監督になりたい」と初々しい決意表明だった。

2011年12月19日月曜日

ハリウッド版「オールド・ボーイ」

ハリウッド版か。インファナル・アフェアが見たいんだけども。

英俳優クライブ・オーウェン(「シューテム・アップ」「トゥモロー・ワールド」)が、スパイク・リー監督がメガホンをとるハリウッド版「オールド・ボーイ」の悪役をオファーされていることが分かった。

ハリウッド版「オールド・ボーイ」悪役にコリン・ファース?

 韓国の鬼才パク・チャヌク監督の衝撃バイオレンス映画「オールド・ボーイ」を、ジョシュ・ブローリン主演でリメイクする企画。突然拉致され、理由も分からぬまま15年間監禁された男が、解放されたのち、拘束した犯人の動機を探りながら復しゅうを開始する姿を描く。

 米MovieWebによれば、犯人のエイドリアン役として当初、「英国王のスピーチ」の英俳優コリン・ファースがオファーを受けていたが辞退。そのため、プロデューサー陣は現在、オーウェンに出演を打診しているという。オーウェンは、リー監督の2006年のスリラー「インサイド・マン」に主演している。

2011年12月13日火曜日

「おおかみこどもの雨と雪」

アニメの映画は、しばらく見にいってないな。
アダルトも最近見てないな。

劇場版アニメ「時をかける少女」(06年)や「サマーウォーズ」(09年)で知られる細田守監督の最新作「おおかみこどもの雨と雪」が12年7月に公開されることが13日、明らかになった。細田監督は「子どもたちにとっては、心躍る楽しいおとぎ話であるように、若者にとってはいまだ経験しない子育てが驚きとあこがれにうつるように、そして親たちには子どもの成長の奇跡を懐かしがれるようにエンターテインメントの作法にのっとったすがすがしい映画を目指します」と意気込んでいる。

 最新作は「時をかける少女」の「青春」、「サマーウォーズ」の「家族」の先にある「親子」がテーマといい、19歳の主人公・花の“おおかみおとこ”との出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、そして子どもたちの“おおかみこども”の成長と自立までの13年を描く。

 映画は、大学生の花は“おおかみおとこ”に恋をし、2人は二つの新しい命を授かる。雪の日に生まれた姉は“雪”、雨の日に生まれた弟は“雨”と名付けられ、“おおかみこども”として育っていく。“おおかみこども”であることを隠すため都会の片隅でひっそりと暮らす4人だったが、突然の“おおかみおとこ”の死を機に、花は都会を離れ田舎町に移り住むことを決心する……という展開。

 脚本は、映画「八日目の蝉」を手がけた奥寺佐渡子さん、キャラクターデザインは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの貞本義行さんが手がけ、2人とも細田監督前2作からの続投となる。(毎日新聞デジタル)

2011年12月12日月曜日

ザ・フラワーズ・オブ・ウォー

日本人だけれども見たい。南京虐殺って今や、教科書にも載ってないんじゃなかったっけ。

アカデミー助演男優賞受賞の英俳優、クリスチャン・ベールは11日、当地で行われた南京虐殺を描いた出演作「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」(原題)の記者会見で、同作は反日プロパガンダ映画ではないと語った。
 この作品はチャン・イーモウが監督し、制作費9000万ドル(約70億円)を投じた2時間半の大作で、ベールは図らずも旧日本軍の残忍な行為から中国人の少女や売春婦を守ることになった米国人を演じている。中国で16日から一般公開される。
 中国軍と旧日本軍の戦闘や、日本軍兵士による強姦や殺人のシーンに満ちている。中国は国民の反日感情を利用して国家の団結を高めるべく、一連の映画やテレビドラマを制作しており、この作品もその一つ。
 しかしベールは覆面試写会後の会見で、作品は単に日本の過去の暴虐を描いただけのものではないと話した。ベールは、「人間の本質を描いた作品だ。危機に直面した人間がいかにして最も野獣的な行為に走るか、またどのようにして最も高潔な行動を取るかを描いている。この作品にプロパガンダという表現を使う人は間違っている」と語った。
 作品は23日に米国のロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコで限定公開される。

2011年12月1日木曜日

『PRESS~プレス~』2月開幕

面白そうだけども・・・

明石家さんま主演、作・出演、生瀬勝久、映画監督の水田伸生が演出を務める舞台、『PRESS~プレス~』が2012年2月、Bunkamura シアターコクーンにて上演されることが決定した。

相武紗季、中尾明慶らほかの出演者の写真

最新作『PRESS~プレス~』は、『七人ぐらいの兵士』(2000年)、『JOKER』(2004年)、『小鹿物語』(2006年)、『ワルシャワの鼻』(2009年)に続く、明石家さんま、生瀬、水田の3人がタッグを組む第5弾となる。

物語は、日本が目一杯元気だった高度成長期、大阪に本社を置くスポーツ新聞「堂島スポーツ」を舞台に、個性的な登場人物達の、交錯する思惑を巻き込みながら繰り広げられる、熱い爆笑人間ドラマを描く。

明石家さんま、生瀬をはじめ、フレッシュさと実力を併せ持つ相武紗季がヒロイン役に。ほかにも、着実なキャリアを重ねる実力派若手俳優、中尾明慶、近年では映像のみならず、蜷川幸雄演出舞台などでも活躍中の丸山智己、演劇ユニットTEAM NACSの一員であり、個人としても映像、舞台問わず、活躍する音尾琢真が出演。さらに、大河内浩、温水洋一、山西惇、八十田勇一、新谷真弓と豪華キャストが名を連ねる。

公演は、2月17日(金)から3月4日(日)までBunkamura シアターコクーンにて。