これ、おもしろそうだなぁ。どうなるんだろ。
想像つかない。アダルト動画みたいに超えるかな。
「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」など、数々の大ヒット漫画を生み出した“ギャグ漫画の王様”赤塚不二夫。そんな彼のおもしろいことを追い求めた漫画家人生を、ユーモラスなタッチで描いた映画『これでいいのだ!! 映画・赤塚不二夫』がいよいよ4月30日(土)より公開(一部劇場で4月29日に先行上映あり)される。
本作は、35年に渡って赤塚とタッグを組んできた編集者・武居俊樹の著書「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」が原作で、同氏の視点から、赤塚不二夫の生き様が描かれている。ちなみに映画では、赤塚との対比をより芽衣泣くにさせるため、武居氏の性別は女性に変更。堀北真希が、赤塚や個性的な周囲の面々に翻弄される新人編集者・武田初美を好演している。
そして、なんといっても強烈なのが赤塚不二夫に扮した浅野忠信の怪演! 入社式に「おそ松くん」の人気キャラクター・イヤミの格好で現れるや、緊張する新入社員たちに「ミーがチミたちに言いたいことはたった1つ! それはバカになることざんす!」とゲキを飛ばし、さらには“シェー!!”のポーズを強要するなど、なんとも破天荒な演技を披露しているのだ。
また、鼻の穴に鉛筆を突っ込んでアイデアを考えるなど、仕事中の奇妙な癖もしっかり再現されていて、ゆる~い赤塚と生真面目な初美のコミカルなぶつかり合いも見どころになっている。公開はまだ先だが、今のうちから赤塚作品を読み返しておけば、本編鑑賞時にさらなる感動が味わえるはずだ