2011年5月24日火曜日

カンヌ最高賞「ツリー・オブ・ライフ」

カンヌの日本作品の受賞はなしでした。
残念なことです。というかカンヌに旅行に行きたい。エロ動画でも持っていこうかな。

フランス南部のカンヌで開かれていた第64回カンヌ国際映画祭は22日夜(日本時間23日未明)、コンペティション部門の最高賞「パルムドール」に米国のテレンス・マリック監督の「ツリー・オブ・ライフ」を選んで閉幕した。日本からは三池崇史監督の「一命」と河瀬直美監督の「朱花(はねづ)の月」の2本が出品されていたが、賞を逃した。

 「ツリー・オブ・ライフ」は1950年代の米テキサス州を舞台に、厳格な父親と寛容な母親というごく普通の家庭生活を描きながら、21世紀の米国への問いを投げかけたもの。主演の父親役を俳優のブラッド・ピットが好演している。寡作で知られるマリック監督の久しぶりの野心作として上映前から注目されていた。

 次点賞の意味がある「グランプリ」は、トルコ出身のヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の「昔々アナトリアで」と、ベルギー出身のダルデンヌ兄弟監督の「少年と自転車」が受賞した。

 「一命」は映画祭初の3D作品。浪人の市川海老蔵演じる主人公が竹光で多数を相手と斬り合うシーンなど迫力満点で上映後、盛大な拍手が湧いたが、受賞には及ばなかった。

 その他の主な受賞結果は次の通り。

 監督賞=ニコラス・ウィンディング・レフン(「ドライブ」)▽脚本賞=「脚注」(ヨセフ・シダー監督)▽女優賞=キルスティン・ダンスト(「メランコリア」)▽男優賞=ジャン・デュジャルダン(「アーティスト」)▽審査員賞=「ポリス」(マイウェン監督)