これ・・マジで見てみたいかも。最近は観たいものがありすぎるが、ほとんど時間がない。
構想期間10年間をかけて製作された、ミカエル・ハフストローム監督の最新作「シャンハイ」の特報が、このほど公開された。
1941年の太平洋戦争開戦前の上海を舞台に、アメリカ、中国、日本の陰謀に巻き込まれていく男女の愛を描く。ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファに加え、菊地凛子、渡辺謙ら日本人俳優が出演している。
特報では、米諜報員のポール(キューザック)が、同僚の死の真相を突き止めるため上海へ赴くシーンから始まる。上海マフィアのボス・アンソニー(チョウ)と握手を交わす一方で、アンソニーの妻アンナ(コン)と恋愛関係に陥ったポールが、次第に追い詰められていく姿を丹念に追っている。
そして、情報部タナカ(渡辺)の「日本艦隊は今ごろ真珠湾だ」という言葉が、同僚の死は巨大な陰謀の一端にすぎなかったことを予感させる。キーパーソンである日本人娼婦スミコ役を演じた、菊池の迫真の演技も見どころだ。
あわせて公開となったポスターは、「その愛は、20世紀最大の罪となる」というキャッチーコピーのもと、5人の男女の思惑が交錯するビジュアルに仕上がっている。
「シャンハイ」は、8月20日から全国公開。