水谷豊、好きだなぁ。どんなお話だろう、楽しみだな。
レイプとかないよなぁ。
俳優の水谷豊(58)が29年ぶりに映画単独主演する。「愛しの座敷わらし(仮)」で、崩壊しかけた一家が東北地方に伝わる“座敷わらし”との出会いを通じて絆を取り戻していく物語。映画「相棒」シリーズの和泉聖治監督がメガホンを取る。来年公開予定。
水谷がスクリーンで単独主演するのは、1983年公開の「逃がれの街」以来。家族が絆を取り戻していく様子を優しくつづった原作の内容に強くひかれ、オファーを受けることを決意した。5月初旬に発売される文庫本には、後書きも寄せている。
劇中で演じるのは、職場でも家庭でも居場所がない、さえない中年役。東京から岩手への異動を通告され、それぞれ悩みを抱えた妻と子供2人、母親とともに築100年を超える民家に引っ越し。そこで座敷わらしと出会い、田舎で暮らしていくうちに、バラバラになりかけていた家族5人が団結していく。
6月のクランクインで調整中。物語の舞台で、ロケも行われる予定の岩手が東日本大震災の甚大な被害を受ける中、「目に見えない幸せがテーマですが…幸せが届きますように。そんな気持ちで取り組みたい」と力強くコメント。幸福を運ぶといわれる座敷わらしを描いた作品を通して、被災地に癒やしや元気が届くことを願っている。
▼座敷わらし 主に東北地方に伝わる民間伝承で、古い民家にすみつくと言われる精霊や妖怪のような存在。子供の姿をして、座敷にいることが多い。家人にいたずらをするが、幸運や富をもたらすとの言い伝えがある。
≪原作の荻原浩さん「楽しみ」≫原作は直木賞候補にもなった荻原浩さんの同名小説。荻原さんは映画化決定を受け「晴れがましくて、ホッとして、少し気がかりで。娘が嫁に行く気分です」と感想。水谷については「右京さんがどんな男に変身するのか、楽しみにしています」と期待を寄せている。渡辺謙(51)が主演した「明日の記憶」に続く著書の映画化となる。