2011年4月14日木曜日

ウィキリークス創設者のドキュメンタリー映画

この話題は実に興味がある。大丈夫なのかな?
この大きな、パンドラの箱。そんな、世界を揺るがすことならば映画にはならないか。

政府や企業に関する機密情報を匿名で公開するWEBサイト『ウィキリークス(WikiLeaks)』の創設者兼編集人を務めるジュリアン・アサンジ(39)。彼に密着したドキュメンタリー映画『ウィキリークスの秘密』が、急きょ、DVD&書籍の形で4月23日(土)に発売されることになった。アサンジ氏自身が現在、拘束中のため、写真使用の了承が取れないなどの事情により米国での公開が遅れているのに伴うもので、本来、劇場公開を予定していた作品を米国に先駆け、日本でDVD&書籍の形で先行発売するのは業界初の試みとなる。今後、各国でDVDの発売やWEB配信での公開を予定しているという。

 2010年4月、イラク戦争において米軍が民間人を殺傷した動画を公開した事件は米国内や政府はもちろん、全世界を震撼させた。この動画を公開したアサンジ氏は、『Facebook』創業者、マーク・ザッカーバーグ氏と並んで米『TIME』誌の“2010年パーソン オブ ザ イヤー”に選ばれ、2011年ノーベル平和賞の候補としても名前が上がっている。しかし、彼の正体は未だ謎が多く、彼は犯罪者なのか、それとも正義感あふれるジャーナリストなのか、米国内での社会的評価は割れている。

 DVDには、イラク戦争映像流出事件の後、1ヵ月の隠遁生活を経て表舞台に現れるまでのアサンジに密着した貴重な映像を収録。米政府の包囲網が狭まる中、彼はアフガニスタン紛争における軍の機密情報を公開する準備を進めていた…。

 書籍では、DVDに収録された映像の内容を掘り下げ、アサンジの言葉や行動の意味、関連する人々や事件について徹底解説。DVDとセットで読むことで、“ウィキリークスの秘密”に対する理解を深めてもらうのが狙いだ。