2011年8月29日月曜日

「ジョジョの奇妙な冒険」実写映画化!?

これは凄いことだぞ。ファンは莫大だぞ。

今週発売の週刊誌が報じた漫画「ジョジョの奇妙な冒険」実写映画化の記事が、ネット上で大騒動を巻き起こしている。

 同誌によって報じられた荒木飛呂彦氏の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」が実写とアニメで映画化されることになったというニュースは、またたく間にツイッターなど、ネット上を駆けめぐった。累計7,000万部を超える同作品は、英国貴族ジョナサン・ジョースターの冒険を描いた超人気作。荒木節と呼ばれる独特なセリフ回し、強烈なキャラクター描写、そして感涙する読者が続出の画力……すべてにおいて「実写化なんてできるの!?」とファンは大パニックに。そもそも80巻以上という超大作の本作を2時間ほどの映画に凝縮することができるのかどうか……という基本的なところから、「シリーズ化するとしても、何部作になるのか……」とさまざまな意見が飛び交った。

 人気番組「アメトーク」で、「ジョジョの奇妙な芸人」の回が大反響を得たように、芸能界にもジョジョのファンは多い。ジョジョが大好き! という映画『モテキ』の俳優・新井浩文は、ツイッターでのニュースを受けて、「出演させてくんないと作品できたときぼろっカス言う!!」と猛烈アピール。「誰を演じてもすでにせりふは完璧」「二部ならエシディシやりたい」と熱い想いを綴った。

 まさに大騒動となってしまった“実写化”ニュースについて、同作の著作権を持っている集英社に取材したところ、「どこからそういう話が出たのかわかりませんが、現時点ではなにも決まっていない状態です」という回答が返ってきた。映画配給関係者は、「よくジョジョの映画化についての質問を、マスコミから受けますが、まったく聞いていません。コミックなどの漫画家には、プロデューサーが企画を考えて、キャストの候補を出しながら、映画化に向けて出版社との話し合いが始まるもの。映画化と言っても、どこかのプロデューサーが企画を考えている段階でどこかからか漏れたのではないでしょうか?」と話す。

 具体的な映画化は進んでないようだが、企画そのものは日本のどこかで立ち上げっている“かも”しれないジョジョの実写化プロジェクト。熱烈なファンが多い原作なだけに、期待を裏切らない映画をつくるには大変な覚悟が必要そうだ。(編集部:森田真帆)