2011年6月29日水曜日

コーエン兄弟、伝説のフォークミュージシャンを描く

音楽には力があるよアダルトよりすごいかもよ。

 ジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督が、伝説のフォークミュージシャン、デイブ・バン・ロンク(1936-2002)を題材にした新作を手がけることが分かった

コーエン兄弟が音楽映画に着手 その内容は「楽団ひとり」?

 バン・ロンクは、60年代の米ニューヨーク、グリニッジ・ビレッジのコーヒーハウスで活況を呈したフォークシーンを代表するミュージシャン。音楽的な洞察に長け、左翼で博学、優れた語り部として知られていた。フィル・オクス、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェルらの才能を発掘し、活躍を支えたという。

 米ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、コーエン兄弟は現在、バン・ロックの伝記本「The Mayor of MacDougal Street(原題)」をベースに、脚本を執筆している。伝記映画というよりは、その生涯にヒントを得た作品になるようだ。

 6月上旬、コーエン兄弟は盟友ノア・バームバック監督(「イカとクジラ」)と、ニューヨークのフィルム・ソサエティ・オブ・リンカーン・センターが開催したオープニングイベントに出席。次回作として音楽映画に着手していることを明かし、「ほとんどが生演奏で、楽器もひとつだけ」と語っていた。