リスニングだけでもいい感じなんじゃないのかな。
エルトン・ジョンのミュージカル伝記映画『ロケットマン(原題) / Rocketman』をエルトン自ら製作するとDeadline.comが報じている。すでに脚本家も決まっており、今後は本格的な製作に向け、監督を決定する予定だという。
映画『ロケットマン(原題) / Rocketman』は、11歳で王立音楽アカデミーに入学したエルトン少年の成長と音楽遍歴をファンタジックに描いたミュージカル伝記映画。エルトンは製作総指揮を務めるほか、重要なキャラクターとしての出演も検討しているという。脚本を務めるのは、映画『リトル・ダンサー』を基にしたミュージカル「ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル(原題) / Billy Elliot the Musical」でもエルトンとタッグを組んだリー・ホールだ。
若くして成功したミュージシャンであるエルトンは、その輝かしいキャリアの一方で、薬物やアルコールによって身を崩したことがあるという波瀾(らん)万丈な経歴、そしてバイセクシュアルであることなど、私生活も常に注目を浴びている存在。今回の伝記映画は、エルトン自身がかかわっているため、そういったゴシップが中心になることはないだろうが、エルトンの楽曲が存分に使うことができるのは強み。「僕の歌は君の歌」はもちろんのこと、その後のミュージカル「ライオン・キング」での楽曲などが流れる映画ならば、ぜひとも観に行きたいと思う人は多いに違いない。(編集部・福田麗)