10月か♪
細川貂々(てんてん)のベストセラーコミックを映画化した「ツレがうつになりまして。」のテレビスポットが、このほど公開された。主演の宮崎あおいと堺雅人が、ラブラブな夫婦を熱演している。
夫のうつ病を通して、きずなを深めながら成長する姿を描く同作。4年におよぶ構想を経て、「半落ち」、(2004)「日輪の遺産」(11)の佐々部清監督がメガホンをとり、青島武が脚本を担当し映画化が実現した。
結婚5年目を迎えた売れない漫画家・晴子(宮崎)は、ポジティブで仕事もバリバリこなすサラリーマンの夫・幹男(堺)、イグアナと平穏に暮らしていた。ところが突然、幹男が仕事のストレスが原因でうつ病を患ってしまう。
テレビスポットは、幹男に飛びついてキスする晴子や、重なりあって寝そべるふたりの仲むつまじい様子を収めた。宮崎演じる晴子は、幹男の体を気づかって「会社辞めないなら、離婚する!」と宣言するたくましい姿も披露。うつ病というシリアスなテーマ扱いながら、果物ナイフを見つめて「死にたい」とぼやく幹男に、「そんなんじゃ死なないよ」とつっこむ晴子のコミカルな会話が印象的だ。
「ツレがうつになりまして。」は、10月8日から全国で公開。