2011年12月12日月曜日

ザ・フラワーズ・オブ・ウォー

日本人だけれども見たい。南京虐殺って今や、教科書にも載ってないんじゃなかったっけ。

アカデミー助演男優賞受賞の英俳優、クリスチャン・ベールは11日、当地で行われた南京虐殺を描いた出演作「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」(原題)の記者会見で、同作は反日プロパガンダ映画ではないと語った。
 この作品はチャン・イーモウが監督し、制作費9000万ドル(約70億円)を投じた2時間半の大作で、ベールは図らずも旧日本軍の残忍な行為から中国人の少女や売春婦を守ることになった米国人を演じている。中国で16日から一般公開される。
 中国軍と旧日本軍の戦闘や、日本軍兵士による強姦や殺人のシーンに満ちている。中国は国民の反日感情を利用して国家の団結を高めるべく、一連の映画やテレビドラマを制作しており、この作品もその一つ。
 しかしベールは覆面試写会後の会見で、作品は単に日本の過去の暴虐を描いただけのものではないと話した。ベールは、「人間の本質を描いた作品だ。危機に直面した人間がいかにして最も野獣的な行為に走るか、またどのようにして最も高潔な行動を取るかを描いている。この作品にプロパガンダという表現を使う人は間違っている」と語った。
 作品は23日に米国のロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコで限定公開される。